神明宮と日蓮
神々のサインと発光体/Gods Signs and UFO
神社上空の発光飛行体
Woman in dress
自分を虚しく感じてる君は
自分の弱さを嘆いてる君は
綺麗な服に身を包んでいて
布を傷めることを恐れてる
だから刃物を持った相手に
落ち着くようにお願いする
大切な大切な服を守るため
でも服が裂かれてしまえば
もう守るものがなくなれば
君は何を恐れるのだろうか
自分が弱いと思うだろうか
綺麗な服に身を包んだ君よ
蜻蛉
弱い人が好きだ
その中に隠れた
強さがあるから
☆
強い人でいたい
そうなれば常に
優しくいられる
愛と死
貴方を愛することは
貴方に別れを告げること
貴方を愛することで
死を恐れない勇気をもつ
そのときに思い出す
命を懸けて成すべきこと
悠久
木が長生きできるは
気が長いからだって
笑って言ってるけど
時間が勿体ないって
あくせく生きるより
公園のベンチに座り
ぼーっとして過ごす
お年寄りみたいって
言われてしまうけど
悠久の中にいるだけ
歳を取らないんだよ
移り変わりの中より
それを眺める位置で
風
何も
感じられなくなって
何処にも
道が見えなくなって
暗闇へ
落ちていきそうになる
何処からか
小さな風が吹いてくる
生きること
歩いていくことを
許してくれているように
重ねる想い
きみの悲しみを 僕は知らない
自分の悲しさで 想像するだけ
きみのしあわせ 願ってるから
自分のしあわせ 重ねていたい
ひとりで生まれ ひとりで死ぬ
ふたりで生きて 別れる日まで
ふれあい
ことばを
つむぐたびに
自分から遠ざかっていく気がするよ
こころを
伝えるために
自分を飛ばせたらいいのにって思うよ
何もない
まっさらな空間でただ息をしていたい
音のない
まったりした空気につつまれていたい
そんな世界で
きみとずっと
いっしょにいれたらいいね
奇跡
奇跡なんてドラマの中だけ
私に起こることなんかない
そんなふうに思ってしまい
投げやりになったりもする
でも後になってふと気づく
なにげないことだったけど
さりげないことだったけど
なにか心がホッとしたこと
小さなことがあったなって
愛だとか大げさなことでも
言葉で聞いたことでもなく
ちいさな風のように吹いて
やさしく肌にふれた出来事
でもそれは偶然だったかも
いやきっと特別だったんだ
なぜかそう確信できること
自分は見放されてはいない
ちゃんと見守られていると
なぜか分かるちいさなこと
奇跡ってそういうものって
教えてもらえた気がするよ
お酒
私はお酒をあまり飲まない
味が美味しいとも思えない
体は酔っても心は酔えない
お酒好きの女性に言われた
あなたは可哀想な人ねって
人生の楽しみの半分なのに
それを知らずに生きてると
私はスピリチュアルが苦手
酔っぱらいにしか見えない
そういったら同情をされた
あなたは不幸な人なのねと
ワクワクして生きてないと
それでもいいと思ってるよ
シラフの者の目から見ると
酔っぱらいって気味が悪い
いくら楽しく生きられても
あんなふうになりたくない
甲殻サイボーグ
子亀の柔らかい甲羅が
徐々に硬くなるように
心を守るための防具が
自分の体の一部になる
これは僕じゃないのに
君と一緒にいるときは
こんな防具は脱ぎたい
きっといつか叶うとき
肌で風を感じたいんだ
宛名のない手紙
子供のころ海外にペンフレンドがいた
世界中20か国ほどに文通友達ができた
約2週間後に届く返事が楽しみだった
インターネットの登場で全て変わった
メッセージを送った直後に返事が来る
心躍らせて待つ時間はもう存在しない
だから今は空中に手紙を投函している
宛名のない詩の手紙を世界に解き放つ
遥か先に誰かの心に届くかもしれない
返事が来ても私はいないかもしれない
それもまた素敵なことだと思えるんだ
思う壺
壺の中に入れた手が抜けない人に
掴んでいるものを放せというのは
執着を捨てろと言ってるのと同じ
必要なものなら簡単に手放せない
アドバイスするのはそこじゃない
手を抜いてから壺を逆さにすれば
欲しいものはすんなりと手に入る
不要な恐れと思い込みを捨てれば
一滴
一滴の水で十日間を生きられる生物がいるように
人は一人の大切な存在がいればずっと生きられる
居場所
居場所がないこと
とてもつらいから
求められる状況に
身を置いてしまう
役割ができるけど
満たされはしない
仕事が忙しいから
休日に自由がある
自然は真空を嫌う
人間も暇を嫌がる
汚れた空気だって
窒息するよりマシ
ちょっとの間だけ
心の呼吸を止めて
本当に求めるもの
満たされたいもの
思い出してほしい
君が君である意味
生まれてきた理由
消耗されて終わる
それでいいのかな
何か忘れてないか
消えていく世界
きみのなかの少年が好きだ
ぼくのなかの少女が言った
きみが女を出したら離れる
ぼくが男を出したら消える
淡い恋がしたいだけなんだ
大人の愛は求めてないんだ
朝日が昇ると消えてゆく幻
夕日が沈むときみの影法師
一歩
疲れたら休む
無理をしない
それは正しい
でも生きることに疲れたら
癒しや気分転換は応急処置
信じることだ
期待するんだ
元気に生きられる道があると
自分で一歩を踏み出さないと
何も始まらない
何も起こらない
未来を信じるんだ
未来に期待するんだ
わずかな一歩でいい
現実逃避の代わりに
現実に爪痕を残そう
そこから割れていく
自分が生きる方向へ
どうでもいいこと
ふと思い出すのは
貴方の日常生活の
どうでもいい一言
ふと思い出すのは
貴方がいないこと
どうでもいい事が
もうどこにもない
ふと思い出すとき
さびしあったかい
一番大切なもの
怪我をしてしまっても
大したことじゃないよ
命に別状ないんだもの
失恋をしてしまっても
落ち込むことはないよ
本命じゃない人だから
就職が決まらなくても
絶望することはないよ
天職に必ず就けるから
失敗や挫折は必要だよ
私たちが生きてるのは
気づくためなんだから
何が一番大切なのかに
まなざし
遠くを眺めながら
十五の君は言った
大人は嘘つきだと
大人になった君は
まだ嘘と戦ってた
時に虚空を眺めて
清純
どこまでも
透明な水は
命を育まない
生き物のない
清水の流れる
生と死のはざま
身を清めるのは
未練を捨てたから
何もない世界で
何も恐れることなく
貴方と向き合うため
あなたの誕生日
ちっちゃいころから
何度もお願いしたよ
神さま、サンタさん
天使、ときにサタン
でも心からの願いは
一度も叶っていない
夢は自分で掴むもの
人の何倍もの努力で
白馬の王子様なんて
存在すらしないもの
それでも寝る前には
願いを胸に夢の中へ
枕を濡らして目覚め
失望と淡い願いの朝
1年に1度だけ訪れる
あなたのバースデー
少し甘えてもいい日
できれば内緒にして
孤独になるといいよ
そしてつぶやくんだ
誕生日おめでとう私
そして一つ行動する
何も成果がなければ
淋しく感じることを
すると不思議だけど
小さな贈り物がある
試しにやってごらん
あなたが愛されてる
それが感じられる日
発光体/富士山
日の出後に、富士山の斜面に謎の発光がありました。夜間に明かりが見える山小屋は位置が違い、当日は休業中でした。私は鹿島神宮で龍のような不思議な閃光を撮影した体験を受けて、レイラインでつながるといわれる富士山でも光の出現があるかを確かめるために現地を訪れていました。1人の登山家が小屋の前で前日からテントを張り、日の出前に山頂に向かっていく動画を公開していますが、周囲に誰もいなかったと述べています。公式サイトと県警サイトで確認した限りでは、工事や遭難事故の情報は見当たりませんでした。見た目の光の出現位置は、雲切不動神社の近くですが、光体の横には、山頂と似た形に切ったような雲が出ていました。
わすれもの
競争の中に放り込まれて
疲れ果ててしまった君が
幼い頃から求めてたのは
とても小さな幸せだった
全てを投げ出してもいい
わすれていたものだけを
今から手に入れるために
金星人オムネク・オネクのメッセージ動画公開(徳間書店)
新刊
オムネク・オネクの自叙伝(改題新装版)予約受付中
『アミ 小さな宇宙人』で説かれた「宇宙法」の詳細が、金星人オムネクから明かされる! 宇宙普遍の真理と太陽系惑星の真相!
※刊行時、一歩先を行く読者に衝撃を与え、熱烈な支持を集めたベストセラー『私はアセンションした惑星から来た』(2008年刊)の改題新装版。
「受け入れる心の準備を整えつつある地球の人々に、深奥な意識の扉を開ける宇宙の秘密をもたらすために、私はここへやってきました。人々の意識がしだいに変化し、より高いレベルへと向かっていけば、過去の金星で起こった変容が地球でも起こるでしょう。その時、私たちは進化したテクノロジーを地球人に提供するつもりです」(本文より)
エラい人
エラい人ってどんな人?
社長、お医者さん、弁護士?
たしかにそうかもしれない
給料をもらった社員さん
病気やケガが治った患者さん
無罪が証明された被疑者の人
みんな喜んで笑顔になってる
誰かを笑顔にできるのがエラい人
学校の成績がよくなくってもいい
笑顔って伝染するって知ってる?
だから素敵な笑顔の人になれれば
それだけでエラい人になれるんだ
ほんとうはみんなそれを求めてる
自分にも 相手にも だれにでも
いつの日か お別れの時がきても
思い出すときは いつもその笑顔
思い出すときは 自然に微笑むよ
エラい人になれるようがんばるよ
いつか天国でほめてもらえるように
予約開始
オムネク・オネクの自叙伝(改題新装版)予約開始とのことです。
『アミ 小さな宇宙人』で説かれた「宇宙法」の詳細が、金星人オムネクから明かされる! 宇宙普遍の真理と太陽系惑星の真相!
※刊行時、一歩先を行く読者に衝撃を与え、熱烈な支持を集めたベストセラー『私はアセンションした惑星から来た』(2008年刊)の改題新装版。
「受け入れる心の準備を整えつつある地球の人々に、深奥な意識の扉を開ける宇宙の秘密をもたらすために、私はここへやってきました。人々の意識がしだいに変化し、より高いレベルへと向かっていけば、過去の金星で起こった変容が地球でも起こるでしょう。その時、私たちは進化したテクノロジーを地球人に提供するつもりです」(本文より)
青
今日を乗り切るだけで精一杯
身も心もギリギリだった十代
「青春してるって感じてる?」
恨めしそうに訊く帰宅部男子
苦しいだけだよと心で呟いた
いつか振り返れば良い思い出
そうなるんだと友が言ってた
だけど振り返る暇もないまま
今日を乗り切るだけで精一杯
今も青春してるってことか?
苦しいだけってのも悪くない
きっと格好よく見えてるはず
自分じゃ最後まで分からない
君が見てくれてるだけでいい
素
ひとつ知恵をつけて
ひとつ素朴さを失う
ひとつ経験を積んで
ひとつ新鮮さを失う
なにものでもない君
なにも求めてない僕
ただそのままでいる
ただそこにいるだけ
命に飾りはいらない
君は今も
恋に落ちて
恋に破れたと 君は言う
夢を見ていた
夢から覚めたと 君は言うけど
恋していた君は
夢の中にいた君は 僕の目には
一番まぶしく 輝いて見えた
まぎれもなく君は 素敵だった
そして君は もう昔の君じゃない
それは君が もとから持っていた
永遠にきらめく 本当の君のすがた
飛鳥の空
この世界の何処にいようと
一瞬の内につないでしまう
無機質な文字を嫌うように
君の言葉はいつも数行だけ
その姿はどこにも見えない
時空の重みを身体で感じて
向こう岸まで川をわたって
互いを身近に感じる距離で
君は初めてにっこり微笑み
軽やかにおしゃべりをする
インスタントが嫌いな君に
手紙を届けにポストに行き
姿を見るために足をはこぶ
便利さなんかは存在しない
飛鳥時代みたいな恋をする
暗に君は教えてくれたんだ
僕が僕らしく生きることを
UFO関連のコメント
涙
Boy and Girl
ミレニアム
チートデイ
達人ならこう言うね
恋
魔法
女の子が魔法好きなのは
恋をさせるためじゃなく
魔法の効かない男の子を
ひそかに探しているから
祝福は君のために
Ping-pong
魔法
Oasis
愛の詩
Memory
まっすぐに
UFO関連記事へのコメント掲載
米国のUFO調査チームについての私のコメントが記事に掲載されましたが、私が「軍事費の正当化」と書いたのは、NASAのチームではなく、数年前に国防総省が認めた映像についてでした。コメント原稿の前半と最後の文が継ぎ接ぎされた感じの記事なので、少し誤解を招くかもしれません。
指定席
早めに行って並ばなくもいい
急いで席を取らなくてもいい
他の人と競う必要なんてない
競争が素晴らしいという人は
自由席しかないと思っている
皆そう刷り込まれているけど
君にも指定席が用意されてる
ちゃんと手元を見てごらんよ
カッコいい
カッコいい
自分でそう思うとき
他人から見ると微妙
ひとりよがりだから
.
カッコいい
他人がそう言うとき
自分では自覚がない
ふつうのことだから
.
カッコいい
そうは思えなくても
そう言われるように
なれていたらいいな
Lonely Angel
助けを求めた手は
ただ虚空を彷徨う
敢えてそうしてる
貴方は分かってる
誰にも届かないと
.
助けに応える手は
沢山用意されてる
貴方は分かってる
全てを受け入れる
穴のあいたバケツ
.
助けを求める手を
ただ虚空に伸ばす
貴方は求めている
助けてもらうより
分かってくれる人
anemone にてオムネク・オネクの紹介
私からの寄稿や翻訳書をもとに編集部がまとめた記事です リンク
雑誌の記事全体を読んだ正直な感想は、残念ながら、やはりスピリチュアルの世界は闇が深いなというものでした。もっとも、仕掛けている側は、極めてビジネスライクな、本当の意味でスピリチャルなど信じていない人たちなのだろうと思いますが、芸能界が夢を売る商売なら、スピ系ビジネスは幻覚剤を売るものといえるかもしれません。
友よ
一人じゃ淋しいっていうことは
一人になりたいのと同じくらい
自分を見失ってしまってること
それを誰かで埋めようとしてる
あなたは孤立をすることはない
あなたには仲間がちゃんといる
自分らしく生きることができる
そこに誰かがいてくれることが
人生にしあわせを与えてくれる
記事掲載
オムネク・オネクについてのインタビュー記事が掲載されました。LINK
FMラジオ出演
深月ユリアさんのFMラジオ番組で、オムネク・オネクについて語りました。7月9日放送分 LINK
Flowers
自分が嫌いになりかける
こんなふうに醜い自分が
体裁を気にしてる自分が
弱さを隠しているだけで
本当は絶望をしてるのに
希望という幻を見ている
誰かが君にそう言ったら
君はどう答えるだろうか
それでも大丈夫だよって
包んであげたくなるよね
きっと君もそうされたい
君の一番いけないとこは
自分をいじめていること
花は君にも微笑んでるよ
手放していいもの
大変なときは
ただ精一杯で
やっと済んで
ふと息をつく
そんなときに
ふっと全てを
放したくなる
言っていいよ
つかれたって
手放していい
ただ一つだけ
きみの命だけ
抱きしめよう
Yahooニュース(コメント掲載記事)
いつでも いつまでも
入学式があれば
卒業式が来るように
毎日少しずつ
別れに近づいている
だからできるだけ
毎日を楽しく
出逢えた人を大切に
毎日少しずつ
心の準備をしていく
いつか訪れる
お別れをするときを
考えないよう
でも忘れないように
今日一日という
かけがえのない日を
あなたは生きる
でも不思議なことに
そんなあなたに
言ってあげたいんだ
あなたは一人じゃない
その日が来ても
いつでも いつまでも
見守っているよ
繋いだ手
言葉が信じられなくなった君に
瞳では迷宮に入ってしまう君に
気持ちを伝えたくて手を繋いだ
流れていくものを感じるように
その世界をじっと見つめていた
二人の時はずっと止まったまま
自分ひとりが消えても
自分ひとりが消えたところで
この世の中は何も変わらない
だれも困ることはないだろう
そうやって気落ちしてるけど
必要とされないということは
縛られていないっていうこと
なにも押し付けられていない
好きなように動いて構わない
違うことをやっても構わない
新しい何かが世界に産まれる
それがだれかを喜ばせるなら
そこから世界は変わっていく
だれかと変えていくのもよし
眠り姫
執着するがゆえに
苦しんでいるのに
つかんでいる手を
はなせないでいる
そんな君はまるで
真夜中のトイレに
一人でいけない子
大丈夫だからとか
勇気を出そうとか
鈍感な人達がいう
意味のない励まし
黄泉の迷宮のなか
君は彷徨い続ける
ひとりになるのは
だれだって心細い
だれでもいいから
手を繋いでいたい
でもその心細さは
闇にいる者も同じ
だから怖がらずに
憐れんであげよう
そして別れを告げ
光の差すほうへと
手を伸ばしてみる
その手をだれかが
掴んでくれるから
Space Odyssey
気に入った服を着るように
心揺さぶる曲を聴くように
それとひとつになればいい
自分が創ったものじゃない
自分に合ったものならいい
創作は真似から始まるんだ
どんな偉大な芸術家だって
なりきることから始めてる
真似されるのは光栄なこと
共鳴するって素敵じゃない
振動が楽器を鳴らすように
自分ならではの音色が出る
青は藍より出て藍より青し
模倣者は創造者をも超える
憧れてフォローするよりも
いっしょに歌うことなんだ
それが一つになるってこと
共感しなきゃ通じ合えない
この星のバイブレーション
奏でて銀河に響き渡らせる
贈り物
淋しさを知っている分だけ
あなたは人に優しくなれる
どこかの誰かにいつの日か
どんなものよりも喜ばれる
そんな贈り物をあげられる
カッコつけ
どんなときでも
だれも傷つけないようにする
そんなあなたを
だれよりも強い人だと感じる
私にできるのは
あなたに恥じないように生き
できないときは
ためらいなく命を捨てること
そうすることを
あなたは望まないだろうけど
格好つけるのが
私にとっての精一杯の強がり
春
桃源に
憩う刹那を
華と知り
儚さ胸に
花びらの舞う
Twilight
涙するあなたが
きれいに見えた
かなしみすらも
洗い流すように
新装改訂本 第1弾 金星人オムネクの答え
2013年刊行『金星人オムネクとの対話』の改訂版。米国TV出演記録の代わりに、訳者による検証や遭遇体験も追加しました。詳細はこちら
いのちの境界
ひとりの命を救うことも
大勢を助けることも同じ
あなたがそう言ったとき
その意味がのみこめずに
なにも言い返せなかった
ただ私が目にしたものは
多くを救えるような人が
身近なひとりを気にかけ
自分すらも救えない人が
世界を動かそうとしてる
きっと命が見えてる人は
その繋がりが見えていて
境界が見えないのだろう
十五で成人
十五で成人となれ
全てが大人扱いだ
学問を続けるなら
大学院まで無料だ
自活に必要なだけ
数時間働けばいい
結婚するのも可能
子育てをするなら
その分多めに働く
学業は削減か延期
適度な配分でいい
早熟な者は我慢だ
十五まで子供扱い
社会が成熟すれば
七歳成人が理想だ
自由なんていらない
天が人の上に人を作っても
誰かの上に立ちたくはない
人の下に人を作っていても
誰の下にもなりたくはない
恋愛を至上のものにしない
孤独を愛するわけでもない
普通に繋がっていればいい
自由なんてものは求めない
秩序が保たれてるのが宇宙
見返りを求めたりはしない
ビジネスに興味がないから
素敵なものに出会った時に
誰かと分かち合えればいい
わたしは何色
身に纏う衣を湖面に映し
我が身の色を浮世に見る
彩られた覆いで姿を隠し
自身の色を見失っている
我が身を炎に包む時だけ
燃え盛る私の色を現わす
自らそれを見ることなく
人の瞳に映る炎を眺めた
抱擁
悲しいことだけど
人は綺麗な嘘をつく
自分のためなのに
貴方のためだという
人々のためだという
正義のためだという
だれかを 何かを
利用する賢い生き方
傷つける正当な理由
そんなものはないよ
さびしいのなら
温もりを求めていい
はずかしくても
嘘をつくよりはいい
格好つけるより
素直な気持ちのまま
受け入れてもらおう
その時を信じて
君に良い知らせを一つ
君がさがしている人は
君をみつけてくれるよ
だからそれを疑わずに
見つけてもらえた時は
有難うっていうんだよ
求めているもの
あなたが求めている人は
自分を分かってくれる人
分かったつもりじゃなく
本当に分かってくれる人
.
あなたが求めている愛は
全て受けとめてくれる愛
底のないバケツではなく
底の深い大海のような愛
.
あなたが与えたいものは
分かってあげられること
受けとめようとすること
たとえ壊れてしまっても
嫌いになれない
だれかを嫌いになると
なにかを嫌いになると
目を背けたくなるよね
だけどちゃんと見たら
みとめたくないけれど
嫌いじゃないところが
見えてきてしまうもの
それが自分であっても
汚れた私
汚れてしまった
きみはそう言う
過去があるから
今のきみがある
ひとはそう言う
過去があるなら
確かに汚れてる
でも過去はどこ
過去を見せてよ
どこにもないよ
汚れている者は
汚れを感じない
きみは綺麗だよ
椅子とりゲーム
熾烈な争いをつづけ
限られた数しかない
権力の椅子を巡って
お互いを蹴り落とす
.
至高なる存在たちは
優先席から弾かれた
弱き者たちの後ろで
車椅子を押している
君よ、叫べ
少しだけ
聞いてくれるなら
伝えたいことがある
だれかに合わせるために
世の求めに応じるために
自分をそこまで抑えて
自分にそこまで強いて
ストレスを溜め続けて
体調を崩してしまうまで
月曜の朝から 日曜の晩まで
子供ころから 今この時まで
悩み続けるために
ふさぎこむために
生きているわけじゃない
抑えてきた感情 埋もれてた気持ち
自縄自縛の鎖を解けるのは自分だけ
だから
一番大切なものを
しっかりと抱いて
心の中で叫ぶんだ
これだけはゆずれない!と
解放するんだ
君らしく生きる権利を
すべてに向かって宣言する
それで何かを失うなら
それを惜しむだろうか
君らしく生きるために
小は大を兼ねる
相変わらずの世の中に望みを失いかけ
ずっと変わらない貴方に希望を見出す
世界中を敵にしても構わないと強がり
貴方に信じてもらえれば十分と思える
小さくまとまって満たされていく心が
大きくつつみこむ私でいさせてくれる
360度転換
紛失してしまったものが見つからないときは
最初に探したところを再び探すと見つかることがあるように
一周まわって元のところに戻ってきたときに
本当に求めていたものは初めから分かっていたことに気づく