サムライ魂

大和魂=サムライ魂かどうかは分かりませんが
現代のサムライといえば
僕は俳優の藤岡弘さんを思い浮かべます
彼が以前、米国の山岳映画 「K2 愛と友情のザイル」 に出演した際のこと・・
撮影現場には人種の異なる多数の人々がいて
そこでは醜いエゴによる摩擦も生じていたといいますが
ある日の撮影中に突然に雪崩の危険が訪れ
急遽ヘリでキャンプへ避難することになったそうです
メインクラスの俳優たちが優先的にヘリに乗るように促され
藤岡さんも声をかけられましたが
われ先にとヘリへ乗り込もうとする人々の姿を見た彼は
「神がこの映画に私を必要としているならば、決して私を死なせないはずだ」
そう思い、自分は最後に乗り込むことにしたそうです
全てを一瞬で飲み込む雪崩がいつ押し寄せてきてもおかしくない状況の中で
並の正義感だけでは先に恐怖心に飲み込まれてしまっていたことでしょう
やがてヘリがキャンプに無事到着し 
最後に藤岡さんが降り立つ姿を見て
それまで彼を多少見下していた人々の態度が変わり
「彼はサムライだ」
そう言った人もいたそうです
かつて宮本武蔵が悟った極意 ―
「武士道といふは 死ぬことと見付けたり」
自分は死ぬ覚悟ができているだろうか?
そう自問自答した僕は
まだ生きることに未練が多いように感じました
何年か前に
駅の線路に落ちた人を救助するために 
列車に轢かれた亡くなった人のニュースを聞いたとき
たまたま傍にいた僕の親友がポツリとつぶやきました
「ボクが線路に落ちたら 君は命がけで助けてくれようとするんだろうなぁ・・」
たしかに100%そうするだろうとは思いましたが
「なわけねーだろ、アホ!」
と勝手に口がしゃべっていました
トーク イズ チープ だぜ、マイフレンド

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