ユーレイ

最近、不動産屋さんの男性から聞いた話ですが
賃貸アパートの広告写真の撮影ために、大家さんに鍵を借りて
まず空っぽの室内を撮影して、それから玄関の鍵をしめて
帰り際に、アパートの外観の写真も一枚撮ったそうです
会社に戻ってその最後の写真を見て 彼はギョッとしました
誰もいないはずの部屋の窓に はっきりと女性の顔が写っていたからです
「絶対に誰もいなかった! 心霊写真だ!」 思わずそう叫んでしまい
周囲の同僚たちも写真をのぞきこんで、全員の背筋が凍りついたといいます
そして誰もそのことを大家さんには言わなかったようです
しばらくして、大家さんから電話が掛かってきました
「今日、アパートの写真を撮って下さったそうで、ありがとうございます」
「あ、はい・・・」
「ちょうど同じ時間に、リフォーム会社の女性もアパートに行ったそうでね」
「え?」
「部屋に近づいていった時に扉が開いて、男性が出て行ったって」
「・・・・」
 ― と、いうことで、幽霊にされてしまった女性のお話でした
〝絶対に〟誰もいなかったっていう不動産屋さんの確信というのは
実際のところは、絶対ではなかったわけです
世の中の不思議な現象を 「絶対に真実だ」 と断定している人も結構いますが
なかなか現実の世界には絶対というものは無いのかもしれません
そういえば、以前に友人たちとテレビの心霊現象特番を見ていたとき
2階の部屋に幼い男の子の幽霊が出るっていう体験談を紹介していて
現場の家で階段の下から2階を見上げるシーンで終わったのですが
最後の瞬間に階段の上の床からスーッと男の子の顔がのぞいたんです
「子供に幽霊の役をさせるなんて、趣味の悪い演出だなあ」
僕はそう思ったのですが、いっしょに見ていた友人たちは何も反応せず
番組のゲストたちも何も言わずに、そのコーナーは終わってしまいました
「最後の場面で、男の子の顔がのぞいたよね?」
そう友人たちに聞くと、彼らは何も見なかったと言います・・・
さて?
いや・・・でも・・・あれは絶対にヤラセですよ
ところで、今これを読んでいるアナタ
後ろに立っているその人は誰ですか?
     Σ(゜Д゜ノ)ノ

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