言葉の羽根

輝きながら空をジグザグに飛ぶ
未知の飛行物体を撮影したのに
その前後に突然に現れて消えた
不思議な人たちに遭遇したのに
特別な予言を聞いたりはしない
特殊な力を授かったりもしない
ただ〝存在〟に触れて心震えた
そのメッセージは耳にではなく
〝印象〟のピンポン球のように
軽やかに意識の奥に投げられた
誰からのものかなんて言ったら
頭の変な人だと思われてしまう
ワクワクさせてほしかったのに
誰でも言えるようなものだった
けれども後に自分が悩んだとき
そして身近な人が苦しんだとき
その言葉が心に深く染み込んだ
涙が出そうになるほど伝わった
あの人達は知っていたのだろう
この星で生きる人に必要なこと
つらいときに知ってほしいこと
僕のフィルターを通して言うと
半分も伝わらないかもしれない
天使の羽根がついたピンポン球
でもそのメッセージを伝えたい
すべての人に捧げられた想いを
平凡でシンプルな二つの印象を
そっと投げかけてくれた言葉を
「生きているだけで素晴らしいのです」
「未来に希望を持っていいのです」

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