samurai

とどめは刺さない
それが武士の美徳
最期は見たくない
視線が泳ぐ瞬間も
誤魔化しの笑みも
何も聞きたくない
黙って去ってくれ
目を伏せてる間に

Free from time

限りある命だからこそ今日を大切に生きる
死んだらそれまでと思うから刹那的になる
どっちも正しそうに聞こえるけど何だか変
命の大切さや楽しさに時間は関係ないはず
命が永遠であっても今日を大切に生きよう
来世があってもこの瞬間を目一杯楽しもう

不可解

自然な防衛本能として
人間は不可解さを嫌う
分からないままよりも
仮の答えを持ちたがる
自らが願う答えに対し
有利な意見を過大視し
不利な証拠を無視する
真実は確かに不可解だ
しかし色眼鏡で見たら
永遠に真実を掴めない
探求者に必要なものは
保身を捨て去る勇気だ
探求者達は常に孤独だ

back then

自分はこれでいいのかって
生きてる意味あるのかって
答えを誰かに求めたいなら
あの時の自分に聞けばいい
それがどの時の自分なのか
それは自分が知ってるはず
きっと自分でも驚くくらい
良いところと足りないこと
的確に教えてくれるはずさ
励ましでも 慰めでもなく
次の一歩だけ示してくれる

Welcome to Magic

スリと手先の器用さで勝負しても勝ち目がないように
スピ系に愛を語らせても 霊能者に霊界を語らせても
自称・UFOコンタクティに宇宙人を語らせてもダメ
化けの皮を剥すには子供やお年寄り向けの質問でOK
低次元の質問には答えないって逃げられるかもだけど
紙に書いた二種類の〝数字〟を手に握って当てさせる
本当に透視できる人を実際に自分は知っているけれど
巷のニセモノ連中のほぼ100%は全く答えられない
でもこれはこの世の中で一番カンタンなクイズなんだ
紙に書いた二種類の数字とは〝すうじ〟と〝スウジ〟
質問と同時に答えを教えてあげちゃってるというわけ
最も低レベルのことすら分からない詐欺師に金を払い
思いつきのイカサマ情報を有難く受け取っちゃダメさ

未来

歳を取ると三本足になる生き物
そのなぞなぞの答えである人間
弱った足腰に杖が必要なように
弱った心は何かに頼りたくなる
二本足でバランスよく立てずに
寄り掛かれる何かが必要な者は
外の世界にカリスマを求めるか
自らカルト教祖になろうとする
偏った過激なカリスマ指導者は
中立を保つ穏健派を弱者と呼ぶ
弱者と強者が逆転したこの世界
虚偽と真実が正反対のこの社会
一人から始めて変えるしかない
どこまで杖なしで立ち続けるか
倒れるのを恐れずにいられるか
三本足の醜い生き物になるなら
地べたを這うほうがましだろう
君がそう思うのなら未来はある
希望を捨てない者を待つ未来が

愚か者

相手にとって都合の悪いことを問いただす
世渡りにおいて一番やってはいけないこと
誰だって空気を読まない発言はしたくない
どういうわけか俺はそればっかりやってる
どうしてなんだろうと考えて分かったのは
真実は常に都合の悪いものの奥にあること
それを器用に避けてる正義の味方達がいる
そういうやつらを俺はせせら笑ってしまう
でも都合の悪いことは隠し合うのがマナー
そういう大衆を救いたいと思う俺は愚か者
俺が一番せせら笑っているのは自分自身さ
馬鹿は怖いものを知らないから厄介なのさ

Walk on the edge

客観的になりきるのは難しい
主観が多少は混じってしまう
無関心なら冷静に見られても
私情が絡んだら偏ってしまう
でも本当に真剣になった時は
意外と感情を抑制してしまう
誰もが本当は知っているはず
真実ってそんなに甘くはない
主観と客観が調和しないなら
まだ中途半端だっていうこと

混沌と矛盾と偽りの正義

そもそもの「根本」に目を向けると
混沌として活動の方向が定まらない
ビッグバンがただの仮定であっても
それをもとに宇宙創成と進化を考え
異星人達の意図が善と悪に見えても
片方は陰謀組織によるデマだと唱え
日本人が農耕以前は雑食であっても
もともと菜食民族だったのだと唱え
自然界が共喰い食物連鎖であっても
動物達を守りましょうと愛護を訴え
NGOが高額の人件費を充当しても
平和な地球を守る為の寄付金を募る
正義と悪の二元性に矛盾があっても
大衆を扇動し意識高い系でいられる
だから根本からは目をそらし続ける
そういう心の弱さを克服しない限り
この世に真実が通用する日は来ない

Space

ことば ことのは
かたちにしないと
つたわらないけど
ここで このまま
かたらずにいると
つながる気がする
ふれて ふれあい
なにかを感じれば
つたえあえるけど
ふたり ふれずに
なにもしなければ
包まれる気がする
くつう くるしみ
そばにいるだけで
なくせないけれど
くうき くうかん
そっとふるわせて
なかに入っていく