Woman in dress

自分を虚しく感じてる君は

自分の弱さを嘆いてる君は

綺麗な服に身を包んでいて

布を傷めることを恐れてる

だから刃物を持った相手に

落ち着くようにお願いする

大切な大切な服を守るため

でも服が裂かれてしまえば

もう守るものがなくなれば

君は何を恐れるのだろうか

自分が弱いと思うだろうか

綺麗な服に身を包んだ君よ

愛と死

貴方を愛することは

貴方に別れを告げること

貴方を愛することで

死を恐れない勇気をもつ

そのときに思い出す

命を懸けて成すべきこと

悠久

木が長生きできるは

気が長いからだって

笑って言ってるけど

時間が勿体ないって

あくせく生きるより

公園のベンチに座り

ぼーっとして過ごす

お年寄りみたいって

言われてしまうけど

悠久の中にいるだけ

歳を取らないんだよ

移り変わりの中より

それを眺める位置で

何も

感じられなくなって

何処にも

道が見えなくなって

暗闇へ

落ちていきそうになる

何処からか

小さな風が吹いてくる

生きること

歩いていくことを

許してくれているように

重ねる想い

きみの悲しみを 僕は知らない

自分の悲しさで 想像するだけ

きみのしあわせ 願ってるから

自分のしあわせ 重ねていたい

ひとりで生まれ ひとりで死ぬ

ふたりで生きて 別れる日まで

ふれあい

ことばを

つむぐたびに

自分から遠ざかっていく気がするよ

こころを

伝えるために

自分を飛ばせたらいいのにって思うよ

何もない

まっさらな空間でただ息をしていたい

音のない

まったりした空気につつまれていたい

そんな世界で

きみとずっと

いっしょにいれたらいいね

奇跡

奇跡なんてドラマの中だけ

私に起こることなんかない

そんなふうに思ってしまい

投げやりになったりもする

でも後になってふと気づく

なにげないことだったけど

さりげないことだったけど

なにか心がホッとしたこと

小さなことがあったなって

愛だとか大げさなことでも

言葉で聞いたことでもなく

ちいさな風のように吹いて

やさしく肌にふれた出来事

でもそれは偶然だったかも

いやきっと特別だったんだ

なぜかそう確信できること

自分は見放されてはいない

ちゃんと見守られていると

なぜか分かるちいさなこと

奇跡ってそういうものって

教えてもらえた気がするよ

お酒

私はお酒をあまり飲まない

味が美味しいとも思えない

体は酔っても心は酔えない

お酒好きの女性に言われた

あなたは可哀想な人ねって

人生の楽しみの半分なのに

それを知らずに生きてると

私はスピリチュアルが苦手

酔っぱらいにしか見えない

そういったら同情をされた

あなたは不幸な人なのねと

ワクワクして生きてないと

それでもいいと思ってるよ

シラフの者の目から見ると

酔っぱらいって気味が悪い

いくら楽しく生きられても

あんなふうになりたくない

甲殻サイボーグ

子亀の柔らかい甲羅が

徐々に硬くなるように

心を守るための防具が

自分の体の一部になる

これは僕じゃないのに

君と一緒にいるときは

こんな防具は脱ぎたい

きっといつか叶うとき

肌で風を感じたいんだ

宛名のない手紙

子供のころ海外にペンフレンドがいた

世界中20か国ほどに文通友達ができた

約2週間後に届く返事が楽しみだった

インターネットの登場で全て変わった

メッセージを送った直後に返事が来る

心躍らせて待つ時間はもう存在しない

だから今は空中に手紙を投函している

宛名のない詩の手紙を世界に解き放つ

遥か先に誰かの心に届くかもしれない

返事が来ても私はいないかもしれない

それもまた素敵なことだと思えるんだ

思う壺

壺の中に入れた手が抜けない人に

掴んでいるものを放せというのは

執着を捨てろと言ってるのと同じ

必要なものなら簡単に手放せない

アドバイスするのはそこじゃない

手を抜いてから壺を逆さにすれば

欲しいものはすんなりと手に入る

不要な恐れと思い込みを捨てれば

一滴

一滴の水で十日間を生きられる生物がいるように

人は一人の大切な存在がいればずっと生きられる

居場所

居場所がないこと

とてもつらいから

求められる状況に

身を置いてしまう

役割ができるけど

満たされはしない

仕事が忙しいから

休日に自由がある

自然は真空を嫌う

人間も暇を嫌がる

汚れた空気だって

窒息するよりマシ

ちょっとの間だけ

心の呼吸を止めて

本当に求めるもの

満たされたいもの

思い出してほしい

君が君である意味

生まれてきた理由

消耗されて終わる

それでいいのかな

何か忘れてないか

消えていく世界

きみのなかの少年が好きだ

ぼくのなかの少女が言った

きみが女を出したら離れる

ぼくが男を出したら消える

淡い恋がしたいだけなんだ

大人の愛は求めてないんだ

朝日が昇ると消えてゆく幻

夕日が沈むときみの影法師

一歩

疲れたら休む

無理をしない

それは正しい

でも生きることに疲れたら

癒しや気分転換は応急処置

信じることだ

期待するんだ

元気に生きられる道があると

自分で一歩を踏み出さないと

何も始まらない

何も起こらない

未来を信じるんだ

未来に期待するんだ

わずかな一歩でいい

現実逃避の代わりに

現実に爪痕を残そう

そこから割れていく

自分が生きる方向へ

どうでもいいこと

ふと思い出すのは

貴方の日常生活の

どうでもいい一言

ふと思い出すのは

貴方がいないこと

どうでもいい事が

もうどこにもない

ふと思い出すとき

さびしあったかい

一番大切なもの

怪我をしてしまっても

大したことじゃないよ

命に別状ないんだもの

失恋をしてしまっても

落ち込むことはないよ

本命じゃない人だから

就職が決まらなくても

絶望することはないよ

天職に必ず就けるから

失敗や挫折は必要だよ

私たちが生きてるのは

気づくためなんだから

何が一番大切なのかに

まなざし

遠くを眺めながら

十五の君は言った

大人は嘘つきだと

大人になった君は

まだ嘘と戦ってた

時に虚空を眺めて

清純

 どこまでも 

透明な水は

命を育まない

生き物のない

清水の流れる

生と死のはざま

身を清めるのは

未練を捨てたから

何もない世界で

何も恐れることなく

貴方と向き合うため

あなたの誕生日

ちっちゃいころから

何度もお願いしたよ

神さま、サンタさん

天使、ときにサタン

でも心からの願いは

一度も叶っていない

夢は自分で掴むもの

人の何倍もの努力で

白馬の王子様なんて

存在すらしないもの

それでも寝る前には

願いを胸に夢の中へ

枕を濡らして目覚め

失望と淡い願いの朝

1年に1度だけ訪れる

あなたのバースデー

少し甘えてもいい日

できれば内緒にして

孤独になるといいよ

そしてつぶやくんだ

誕生日おめでとう私

そして一つ行動する

何も成果がなければ

淋しく感じることを

すると不思議だけど

小さな贈り物がある

試しにやってごらん

あなたが愛されてる

それが感じられる日

発光体/富士山

日の出後に、富士山の斜面に謎の発光がありました。夜間に明かりが見える山小屋は位置が違い、当日は休業中でした。私は鹿島神宮で龍のような不思議な閃光を撮影した体験を受けて、レイラインでつながるといわれる富士山でも光の出現があるかを確かめるために現地を訪れていました。1人の登山家が小屋の前で前日からテントを張り、日の出前に山頂に向かっていく動画を公開していますが、周囲に誰もいなかったと述べています。公式サイトと県警サイトで確認した限りでは、工事や遭難事故の情報は見当たりませんでした。見た目の光の出現位置は、雲切不動神社の近くですが、光体の横には、山頂と似た形に切ったような雲が出ていました。

わすれもの

競争の中に放り込まれて

疲れ果ててしまった君が

幼い頃から求めてたのは

とても小さな幸せだった

全てを投げ出してもいい

わすれていたものだけを

今から手に入れるために

金星人オムネク・オネクのメッセージ動画公開(徳間書店)

新刊

オムネク・オネクの自叙伝(改題新装版)予約受付中

『アミ 小さな宇宙人』で説かれた「宇宙法」の詳細が、金星人オムネクから明かされる! 宇宙普遍の真理と太陽系惑星の真相!

※刊行時、一歩先を行く読者に衝撃を与え、熱烈な支持を集めたベストセラー『私はアセンションした惑星から来た』(2008年刊)の改題新装版。

「受け入れる心の準備を整えつつある地球の人々に、深奥な意識の扉を開ける宇宙の秘密をもたらすために、私はここへやってきました。人々の意識がしだいに変化し、より高いレベルへと向かっていけば、過去の金星で起こった変容が地球でも起こるでしょう。その時、私たちは進化したテクノロジーを地球人に提供するつもりです」(本文より)

エラい人

エラい人ってどんな人?

社長、お医者さん、弁護士?

たしかにそうかもしれない

給料をもらった社員さん

病気やケガが治った患者さん

無罪が証明された被疑者の人

みんな喜んで笑顔になってる

誰かを笑顔にできるのがエラい人

学校の成績がよくなくってもいい

笑顔って伝染するって知ってる?

だから素敵な笑顔の人になれれば

それだけでエラい人になれるんだ

ほんとうはみんなそれを求めてる

自分にも 相手にも だれにでも

いつの日か お別れの時がきても

思い出すときは いつもその笑顔

思い出すときは 自然に微笑むよ

エラい人になれるようがんばるよ

いつか天国でほめてもらえるように

予約開始

オムネク・オネクの自叙伝(改題新装版)予約開始とのことです。

『アミ 小さな宇宙人』で説かれた「宇宙法」の詳細が、金星人オムネクから明かされる! 宇宙普遍の真理と太陽系惑星の真相!

※刊行時、一歩先を行く読者に衝撃を与え、熱烈な支持を集めたベストセラー『私はアセンションした惑星から来た』(2008年刊)の改題新装版。

「受け入れる心の準備を整えつつある地球の人々に、深奥な意識の扉を開ける宇宙の秘密をもたらすために、私はここへやってきました。人々の意識がしだいに変化し、より高いレベルへと向かっていけば、過去の金星で起こった変容が地球でも起こるでしょう。その時、私たちは進化したテクノロジーを地球人に提供するつもりです」(本文より)

今日を乗り切るだけで精一杯

身も心もギリギリだった十代

「青春してるって感じてる?」

恨めしそうに訊く帰宅部男子

苦しいだけだよと心で呟いた

いつか振り返れば良い思い出

そうなるんだと友が言ってた

だけど振り返る暇もないまま

今日を乗り切るだけで精一杯

今も青春してるってことか?

苦しいだけってのも悪くない

きっと格好よく見えてるはず

自分じゃ最後まで分からない

君が見てくれてるだけでいい

ひとつ知恵をつけて

ひとつ素朴さを失う

ひとつ経験を積んで

ひとつ新鮮さを失う

なにものでもない君

なにも求めてない僕

ただそのままでいる

ただそこにいるだけ

命に飾りはいらない

君は今も

恋に落ちて

恋に破れたと 君は言う

夢を見ていた

夢から覚めたと 君は言うけど

恋していた君は

夢の中にいた君は 僕の目には

一番まぶしく 輝いて見えた

まぎれもなく君は 素敵だった

そして君は もう昔の君じゃない

それは君が もとから持っていた

永遠にきらめく 本当の君のすがた

飛鳥の空

この世界の何処にいようと

一瞬の内につないでしまう

無機質な文字を嫌うように

君の言葉はいつも数行だけ

その姿はどこにも見えない

時空の重みを身体で感じて

向こう岸まで川をわたって

互いを身近に感じる距離で

君は初めてにっこり微笑み

軽やかにおしゃべりをする

インスタントが嫌いな君に

手紙を届けにポストに行き

姿を見るために足をはこぶ

便利さなんかは存在しない

飛鳥時代みたいな恋をする

暗に君は教えてくれたんだ

僕が僕らしく生きることを

UFO関連記事へのコメント掲載

米国のUFO調査チームについての私のコメントが記事に掲載されましたが、私が「軍事費の正当化」と書いたのは、NASAのチームではなく、数年前に国防総省が認めた映像についてでした。コメント原稿の前半と最後の文が継ぎ接ぎされた感じの記事なので、少し誤解を招くかもしれません。

指定席

早めに行って並ばなくもいい

急いで席を取らなくてもいい

他の人と競う必要なんてない

競争が素晴らしいという人は

自由席しかないと思っている

皆そう刷り込まれているけど

君にも指定席が用意されてる

ちゃんと手元を見てごらんよ

カッコいい

カッコいい

自分でそう思うとき

他人から見ると微妙

ひとりよがりだから

.

カッコいい

他人がそう言うとき

自分では自覚がない

ふつうのことだから

.

カッコいい

そうは思えなくても

そう言われるように

なれていたらいいな

Lonely Angel

助けを求めた手は

ただ虚空を彷徨う

敢えてそうしてる

貴方は分かってる

誰にも届かないと

.

助けに応える手は

沢山用意されてる

貴方は分かってる

全てを受け入れる

穴のあいたバケツ

.

助けを求める手を

ただ虚空に伸ばす

貴方は求めている

助けてもらうより

分かってくれる人

anemone にてオムネク・オネクの紹介

私からの寄稿や翻訳書をもとに編集部がまとめた記事です リンク

雑誌の記事全体を読んだ正直な感想は、残念ながら、やはりスピリチュアルの世界は闇が深いなというものでした。もっとも、仕掛けている側は、極めてビジネスライクな、本当の意味でスピリチャルなど信じていない人たちなのだろうと思いますが、芸能界が夢を売る商売なら、スピ系ビジネスは幻覚剤を売るものといえるかもしれません。

友よ

一人じゃ淋しいっていうことは

一人になりたいのと同じくらい

自分を見失ってしまってること

それを誰かで埋めようとしてる

あなたは孤立をすることはない

あなたには仲間がちゃんといる

自分らしく生きることができる

そこに誰かがいてくれることが

人生にしあわせを与えてくれる

Flowers

自分が嫌いになりかける

こんなふうに醜い自分が

体裁を気にしてる自分が

弱さを隠しているだけで

本当は絶望をしてるのに

希望という幻を見ている

誰かが君にそう言ったら

君はどう答えるだろうか

それでも大丈夫だよって

包んであげたくなるよね

きっと君もそうされたい

君の一番いけないとこは

自分をいじめていること

花は君にも微笑んでるよ

手放していいもの

大変なときは

ただ精一杯で

やっと済んで

ふと息をつく

そんなときに

ふっと全てを

放したくなる

言っていいよ

つかれたって

手放していい

ただ一つだけ

きみの命だけ

抱きしめよう

いつでも いつまでも

入学式があれば

卒業式が来るように

毎日少しずつ

別れに近づいている

だからできるだけ

毎日を楽しく

出逢えた人を大切に

毎日少しずつ

心の準備をしていく

いつか訪れる

お別れをするときを

考えないよう

でも忘れないように

今日一日という

かけがえのない日を

あなたは生きる

でも不思議なことに

そんなあなたに

言ってあげたいんだ

あなたは一人じゃない

その日が来ても

いつでも いつまでも 

見守っているよ

繋いだ手

言葉が信じられなくなった君に

瞳では迷宮に入ってしまう君に

気持ちを伝えたくて手を繋いだ

流れていくものを感じるように

その世界をじっと見つめていた

二人の時はずっと止まったまま

自分ひとりが消えても

自分ひとりが消えたところで

この世の中は何も変わらない

だれも困ることはないだろう

そうやって気落ちしてるけど

必要とされないということは

縛られていないっていうこと

なにも押し付けられていない

好きなように動いて構わない

違うことをやっても構わない

新しい何かが世界に産まれる

それがだれかを喜ばせるなら

そこから世界は変わっていく

だれかと変えていくのもよし

眠り姫

執着するがゆえに

苦しんでいるのに

つかんでいる手を

はなせないでいる

そんな君はまるで

真夜中のトイレに

一人でいけない子

大丈夫だからとか

勇気を出そうとか

鈍感な人達がいう

意味のない励まし

黄泉の迷宮のなか

君は彷徨い続ける

ひとりになるのは

だれだって心細い

だれでもいいから

手を繋いでいたい

でもその心細さは

闇にいる者も同じ

だから怖がらずに

憐れんであげよう

そして別れを告げ

光の差すほうへと

手を伸ばしてみる

その手をだれかが

掴んでくれるから

Space Odyssey 

気に入った服を着るように

心揺さぶる曲を聴くように

それとひとつになればいい

自分が創ったものじゃない

自分に合ったものならいい

創作は真似から始まるんだ

どんな偉大な芸術家だって

なりきることから始めてる

真似されるのは光栄なこと

共鳴するって素敵じゃない

振動が楽器を鳴らすように

自分ならではの音色が出る

青は藍より出て藍より青し

模倣者は創造者をも超える

憧れてフォローするよりも

いっしょに歌うことなんだ

それが一つになるってこと

共感しなきゃ通じ合えない

この星のバイブレーション

奏でて銀河に響き渡らせる

贈り物

淋しさを知っている分だけ

あなたは人に優しくなれる

どこかの誰かにいつの日か

どんなものよりも喜ばれる

そんな贈り物をあげられる

カッコつけ

どんなときでも

だれも傷つけないようにする

そんなあなたを

だれよりも強い人だと感じる

私にできるのは

あなたに恥じないように生き

できないときは

ためらいなく命を捨てること

そうすることを

あなたは望まないだろうけど

格好つけるのが

私にとっての精一杯の強がり

桃源に

憩う刹那を

華と知り

儚さ胸に

花びらの舞う

Twilight

涙するあなたが

きれいに見えた

かなしみすらも

洗い流すように

いのちの境界

ひとりの命を救うことも

大勢を助けることも同じ

あなたがそう言ったとき

その意味がのみこめずに

なにも言い返せなかった

ただ私が目にしたものは

多くを救えるような人が

身近なひとりを気にかけ

自分すらも救えない人が

世界を動かそうとしてる

きっと命が見えてる人は

その繋がりが見えていて

境界が見えないのだろう

十五で成人

十五で成人となれ

全てが大人扱いだ

学問を続けるなら

大学院まで無料だ

自活に必要なだけ

数時間働けばいい

結婚するのも可能

子育てをするなら

その分多めに働く

学業は削減か延期

適度な配分でいい

早熟な者は我慢だ

十五まで子供扱い

社会が成熟すれば

七歳成人が理想だ

自由なんていらない

天が人の上に人を作っても

誰かの上に立ちたくはない

人の下に人を作っていても

誰の下にもなりたくはない

恋愛を至上のものにしない

孤独を愛するわけでもない

普通に繋がっていればいい

自由なんてものは求めない

秩序が保たれてるのが宇宙

見返りを求めたりはしない

ビジネスに興味がないから

素敵なものに出会った時に

誰かと分かち合えればいい

わたしは何色

身に纏う衣を湖面に映し

我が身の色を浮世に見る

彩られた覆いで姿を隠し

自身の色を見失っている

我が身を炎に包む時だけ

燃え盛る私の色を現わす

自らそれを見ることなく

人の瞳に映る炎を眺めた

抱擁

悲しいことだけど

人は綺麗な嘘をつく

自分のためなのに

貴方のためだという

人々のためだという

正義のためだという

だれかを 何かを

利用する賢い生き方

傷つける正当な理由

そんなものはないよ

さびしいのなら

温もりを求めていい

はずかしくても

嘘をつくよりはいい

格好つけるより

素直な気持ちのまま

受け入れてもらおう

その時を信じて

君に良い知らせを一つ

君がさがしている人は

君をみつけてくれるよ

だからそれを疑わずに

見つけてもらえた時は

有難うっていうんだよ

求めているもの

あなたが求めている人は

自分を分かってくれる人

分かったつもりじゃなく

本当に分かってくれる人

.

あなたが求めている愛は

全て受けとめてくれる愛

底のないバケツではなく

底の深い大海のような愛

.

あなたが与えたいものは

分かってあげられること

受けとめようとすること

たとえ壊れてしまっても

嫌いになれない

だれかを嫌いになると

なにかを嫌いになると

目を背けたくなるよね

だけどちゃんと見たら

みとめたくないけれど

嫌いじゃないところが

見えてきてしまうもの

それが自分であっても

汚れた私

汚れてしまった

きみはそう言う

過去があるから

今のきみがある

ひとはそう言う

過去があるなら

確かに汚れてる

でも過去はどこ

過去を見せてよ

どこにもないよ

汚れている者は

汚れを感じない

きみは綺麗だよ

椅子とりゲーム

熾烈な争いをつづけ

限られた数しかない

権力の椅子を巡って

お互いを蹴り落とす

.

至高なる存在たちは

優先席から弾かれた

弱き者たちの後ろで

車椅子を押している

君よ、叫べ

少しだけ

聞いてくれるなら

伝えたいことがある

だれかに合わせるために

世の求めに応じるために

自分をそこまで抑えて

自分にそこまで強いて

ストレスを溜め続けて

体調を崩してしまうまで

月曜の朝から 日曜の晩まで

子供ころから 今この時まで

悩み続けるために

ふさぎこむために

生きているわけじゃない

抑えてきた感情 埋もれてた気持ち

自縄自縛の鎖を解けるのは自分だけ

だから

一番大切なものを

しっかりと抱いて

心の中で叫ぶんだ

これだけはゆずれない!と

解放するんだ

君らしく生きる権利を

すべてに向かって宣言する

それで何かを失うなら

それを惜しむだろうか

君らしく生きるために