十七

若葉の萌える季節は

眩しいほどに瑞々しく見えても

枯葉の舞う頃よりも

生命の儚さを身近に感じていた

それはそのどちらも

時の流れが緩やかになったから

永遠の中で終焉を意識していた

君の傍で僕はいつも

愛と死について考えていたんだ