そしてボクはいなくなった

嬉しそうに笑ってる

父も 母も 兄弟も

でも 時が経ったら

みんな消えてしまう

いなくなってしまう

短いからこそいいの

長くなると退屈なの

そんなの負け惜しみ

目を背けているだけ

そうして幼いボクは

夜に眠れなくなって

ある日 姿を消した