聖夜

12月25日に君と出会った

そしてぼくはすぐ君に謝った

ちょっとした人ちがいだった

その日から何年もの間ずっと

君は遠くからぼくをみていた

そのことをぼくは知りもせず

手紙をもらうまで忘れていた

貴方との出会いは神様からの

クリスマスプレゼントだった

そう最後に君は書いてくれた

あれから長い年月が過ぎた今

淡い想いでその時を思い出す

時々虚しく思える僕の人生に

儚く消えてしまいそうな命に

意味を与えてくれた君の言葉

聖なる日のプレゼントだった

君は今どうしているだろうか