君よ、叫べ

少しだけ

聞いてくれるなら

伝えたいことがある

だれかに合わせるために

世の求めに応じるために

自分をそこまで抑えて

自分にそこまで強いて

ストレスを溜め続けて

体調を崩してしまうまで

月曜の朝から 日曜の晩まで

子供ころから 今この時まで

悩み続けるために

ふさぎこむために

生きているわけじゃない

抑えてきた感情 埋もれてた気持ち

自縄自縛の鎖を解けるのは自分だけ

だから

一番大切なものを

しっかりと抱いて

心の中で叫ぶんだ

これだけはゆずれない!と

解放するんだ

君らしく生きる権利を

すべてに向かって宣言する

それで何かを失うなら

それを惜しむだろうか

君らしく生きるために