いのちの境界

ひとりの命を救うことも

大勢を助けることも同じ

あなたがそう言ったとき

その意味がのみこめずに

なにも言い返せなかった

ただ私が目にしたものは

多くを救えるような人が

身近なひとりを気にかけ

自分すらも救えない人が

世界を動かそうとしてる

きっと命が見えてる人は

その繋がりが見えていて

境界が見えないのだろう